西条市で、古くなって雨漏りしていたセメント瓦（モニエル瓦）を防災瓦に葺き替えました。
谷板金には谷メンド（二段シーラー）を貼り付けます。谷メンドを付けることによって、防水機能が高まります。
この桟木は着色して緑色がかっていますが、薬剤で防腐処理されたものを使用しています。
桟木は、屋根材を固定し、また雨漏りを防ぐなど役割も果たしています。
栄四郎瓦のプラウドUUを使用しています。平板タイプの瓦ですが、両端をU字型に盛り上げた形状で、デザインにリズム感を与えるだけでなく、防水機能を高める機能も担っています。
カラーは、マットブラックをお選びいただきました。ベーシックな落ち着いた色で、幅広くいろいろな建築にマッチします。
ガイドライン工法に従って、瓦桟（桟木）に瓦を引っかけ、全数をステンレス釘で留め付けます。
軒先部は風の影響を一番受けるので、ステンレス釘2本さらに軒先クリップ（7型釘）で留め付けます。
ガイドライン工法に従って施工します。
強力棟金具を取り付け、それに棟木をビス留めします。
1枚1枚棟木にビス留めします。
防災瓦は災害に強く、陶器なので色落ちすることもなく、塗り替えの必要がありません。長く美しさを保てます。
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