新居浜市、屋根葺き替え工事。S型スレート瓦が綺麗な釉薬平板瓦へ変身！ | 新居浜市、四国中央市の屋根工事・雨漏り修理は街の屋根やさん新居浜中央店

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新居浜市、屋根葺き替え工事。S型スレート瓦が綺麗な釉薬平板瓦へ変身！

みなさんこんにちは。
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。

新居浜市で屋根瓦の葺き替え2日目に入ります。
今日は2階の屋根を新しい瓦に葺き替えます。

前回ブログ
新居浜市の瓦葺き替え工事にて、2階屋根の瓦葺き前の作業を紹介。見えない部分の作業は！！

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電動はしごで瓦を2階へ

新しい瓦の荷上げを行います。
電動はしごの荷台に瓦を乗せて2階まで持ち上げます。
電動梯子付近に屋根材を置けるかどうかで手間が大きく変わっていきます。

桟木に引っかかるように瓦を置いていきます。
もちろんここは人力です。
瓦は下から葺いていくので下段と足の踏み場は確保しながら置いていきます。

地伏せをしていきます。

地伏せを葺いていきます。
自分が他の打ち合わせて数時間、現場を離れている合間に
ほぼ棟際まで葺きあがっています。
2階が小さいとは言え早い！

平板系の瓦は基本的に「千鳥葺き」という葺き方になります。
「千鳥」とはレンガ積みのような配置を言います。縦、横の継ぎ目の配置を等間隔にすることで
仕上がりを綺麗に見せます。
瓦の場合は縦の継ぎ目は1段おきに同じ位置に継ぎ目が来るようになります。横から見ると1段ごとに瓦半分横にズレていきます。
このような葺き方をするために地瓦の横が半分の「半瓦」という部材を使って仕上げていきます。

棟際の瓦は寸法を測って、瓦を切断加工します。

棟際の瓦を並べた後はビスで固定しますが、
切断された瓦は、釘穴と、桟木に引っ掛ける部分が無くなっています。
現状置いているだけの状態なので屋根上の移動や工具による振動でズレたりします。

ビスを打つ前は瓦の下部分を木を当てて列を揃えながらビスを止めていきます。

ドリルで穴を開けてビスを打ち込みます。
これでしっかり固定されます。
これで地伏せ作業は完了です。

袖瓦を取り付けていきます。

地伏せが終わったら袖瓦を取り付けます。
袖際の瓦に付いている黒いものは防水シーラーになります。

平板瓦の多くは地伏せ後の後付け袖なので、シーラーと水切りで吹き込みによる2重防水を実施しています。
それから袖瓦を取り付けます。（軒下の袖瓦は角瓦と言います）

袖瓦のビスは3か所です。側面に2か所、上面に1か所あります。左右それぞれ決まっています。（兼用を作っている種類もあります。）

棟瓦を取り付けます。

最後に、棟瓦を取り付けます。（写真は1階部分です。）
強力棟の周りにシルガード（漆喰）を詰めていきます。
今は土は使いません。

棟瓦を取り付けてビス固定して2階が完成しました。
元々S型スレートが赤色に塗装していたので近い色にしましたが鮮やかできれいです。
次は1階になります。1階の屋根はぐるりとあるので中々の強敵です。

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